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AWSの最新情報キャッチアップ!社内AWS勉強会「週刊AWSを眺める会」を紹介します

この記事は、ニフティグループ Advent Calendar 2025 12日目の記事です。

こんにちは。エンジニアスペシャリストのkiwiです。

ニフティライフスタイルでは、サービス提供基盤としてAmazon Web Services(AWS)を活用しています。先日のre:Invent 2025でもサービスのアップデートが多数発表されましたが、AWSは日々多くのアップデートが提供されており、適切にキャッチアップすることで、開発効率の向上や運用負荷の低減、また先進的なマネージドサービスの活用による新たな価値提供の検討などを行うことができます。

今回は、AWSの最新情報のキャッチアップの場として取り組んでいる社内勉強会「週刊AWSを眺める会」についてご紹介します。

「週刊AWSを眺める会(週刊AWS会)」とは?

週刊AWS会は、その名前の通りですが、Amazon Web Services ブログ(日本版)に毎週掲載されている「週刊AWS」という記事の内容について、毎週有志で集まってキャッチアップする勉強会です。2024年11月に取り組みを始めたので、ちょうど1年が経ちました。

週刊AWS会は以下のような流れで進めています。*1

  • 時間になったら社内のオープンスペースやMeetに集まる
  • その週に公開されている週刊AWSの内容を上から読んでいき、アップデートの概要を把握する
  • 社内で活用できそうな内容であれば少し突っ込んで議論をする

基本的には週刊AWSの内容のみを扱いますが、取り上げられなかったトピックを紹介したり、AWSと直接関係ない話題(生成AI関連の新しいモデルやツールなど)に話が広がることもあります。

また、勉強会で取り上げたトピックについては内容をまとめてSlackに流すことで、参加していないメンバーでも簡単にキャッチアップできるようにしています。

勉強会の進行とアップデート内容の簡単な説明のパートは私を含む2名で行なっていますが、今後は前半と後半で分担したり、参加者の中で当番制のようにしても良いなと思っています。

開催した効果

参加しているメンバーからは「最新情報をキャッチアップする良い機会になっている」「知らないサービスを知るきっかけになった」「新機能の活用方法についてわいわい議論できて良い」などポジティブな感想をもらっています。

また身近な例としては、「AWSアカウントのマネジメントコンソールに色をつける機能」が紹介されていた時に、各サービスの色設定の変更案内をSlackに投稿するなど、その場で具体的な取り組みに発展させられる場合もあります。全てがすぐ取り組みに移せるようなものではありませんが、日々の設計や技術選定の中で、最新の仕様を取り込むきっかけになっていると思います。

説明する側としても、最新情報のキャッチアップはもちろん、普段触れないサービスや技術についても調べることで、より深い知識を身につける良い機会となっています。

おわりに

AWSの最新情報のキャッチアップ勉強会「週刊AWS会」についてご紹介しました。

こうした最新技術の収集は各社ごと、エンジニアごとにさまざまな取り組みを行なっていると思います。当社ではほかにも、What’s newのRSSをSlackに連携したり、re:Inventの開催時期に「re:Invent速報をみんなで見る会」を開催したりと、さまざまな方法でAWSの情報のキャッチアップを行なっています。今後も様々な方法を試しながら、各メンバーのスキルアップを進めていきたいと思います。

ニフティライフスタイルでは、AWSを含む最新の技術トレンドを取り込み、より価値の高いサービスを一緒につくっていく仲間を募集しています。興味をお持ちの方はぜひ採用ページよりお気軽にご連絡ください。


*1 何年か前、AWSのSAの方が毎日その日のアップデート内容を説明するTwitter Spaceがあったのですが、その社内版をイメージしています。また、その週の週刊AWSが勉強会までに公開されなかった場合は、英語版のWeekly Roundupを使って同様に進行しています。

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掲載内容は、記事執筆時点の情報をもとにしています。