エンジニアの産休・育休〜復帰までの記録
こんにちは。システム開発部の5_21maimaiです。
私ごとですが、約1年の出産休暇・育児休暇を取得し、先日復帰しました。本記事では、ママエンジニアの視点で妊娠から産休・育休、そして職場復帰を振り返ります。
目次
妊娠中について
勤務の仕方を相談・調整
元々は週3回リモート勤務・週2回オフィス勤務で働いていました。
妊娠初期のつわりはそこまで酷くはなかったものの、電車での通勤が大変だったため、上司やチームメンバーに相談し、体調が優れない場合は臨機応変にリモート勤務へ切り替えて業務を行っていました。
妊娠中期以降は体調なども考慮し、冬で感染症などのリスクがあったことから、ほぼフルリモートで働きました。
急な勤務形態の変更が発生した際も、チームメンバーがタスク調整など様々な面でサポートしてくれたおかげで、無事に産休に入ることができました。
会社の制度
妊娠中の健診での通院は「通院休暇」として有給休暇とは別にお休みすることができました。また「母健連絡カード」を病院で発行してもらい会社へ提出することで、オフィス勤務の回数を減らすなどの相談もスムーズに行えました。
業務の引き継ぎ
私はニフティ不動産のアプリエンジニアとして働いていました。アプリ開発チームは以下のような進め方をしていたため、チームメンバーが全員の開発内容を把握しており、私に依存している開発業務はありませんでした。
- 1つの開発案件を細かくタスク化し、チーム全員に割り振って実装する
- チームメンバー全員がそれぞれの実装のレビューを実施する
ただし、各種ツールのアカウント権限管理や採用活動に関する業務は引き継ぐ必要があったため、早めに産休に入ることになっても問題がないよう、事前に引き継ぎを行いました。
産休・育休中について
お休み中は会社のSlackアカウントも停止してもらい、仕事のことは考えず出産・育児に専念していました。
2025年は「AIエージェント元年」とも呼ばれ、AIの進化が目覚ましく、「AIに置いていかれてしまうのでは」という不安もありましたが、それ以上に育児が大変で、復職日が確定するまでは開発は全くしませんでした。
育休中にエンジニア視点で感じたことは以下のとおりです。
よく利用するアプリが変わった
出産後、普段使うアプリが大きく変わりました。
- 子供の育児の記録をするアプリ
- 離乳食の献立を考えるアプリ
- 授乳室やおむつ交換台が近くにあるかどうかを調べるアプリ
- 家族と子供の写真を共有するアプリ
出産前は全く使ったことのなかったアプリが、出産後常に使うアプリになりました。逆に電車に乗らなくなったため、乗換案内などのアプリは使う頻度が減りました。
ライフステージや立場が変わると、アプリを使うタイミングや用途も大きく変わることを強く感じました。
自分が担当しているアプリについても、さまざまな利用シーンや立場から見て“本当に使いやすくなっているか”を、これまで以上に意識していきたいと思います。
育児周りの開発を色々やりたくなる(が余裕がない)
育児をしていると色々不便なことが出てくるため、『技術の力でもっと便利に解決したい!』とエンジニアとしての血が騒ぎました。
- 子供の育児記録をもっといい感じにやりたい
- 離乳食のストック、献立管理をしたい
- 保活の情報をいい感じにまとめたい
ChatGPTやNotionの活用で育児の課題はかなり便利に管理できるようになりました。さらに『やはり自分でアプリを作りたい』と少し手を動かしてみたものの、当時は睡眠不足などで時間の余裕がなく、道半ばで終わってしまいました。
今はなかなか時間が取れませんが、もう少し余裕ができたら、育児の経験から生まれたアイデアを形にしてみたいと思っています。
職場復帰後について
まだ復帰して1週間ほどですが、復帰して以下のことを感じています。
会社全体でのAI活用推進がすごい
産休に入る前、GitHub Copilotは一部メンバーでのトライアル段階でしたが、1年後に復帰してみると、「AIを使いこなせないと仕事が回らない」と感じるほどAI活用が進んでいました。AIの利用ルールや活用事例もドキュメントで綺麗にまとめられており、エンジニア以外の職種の方もAIを活用して業務を行っていました。
エンジニアメンバーでの主なAI活用事例は以下のとおりです。
- プルリクエストのレビューを任せる
- issueに紐づけることで実装からプルリクエスト作成まで任せる
- E2EテストシナリオをAIに生成させる
- 企画→開発へのシステム仕様に関する質問の一次受けをAIに任せる
他にもさまざまな活用事例があったので、別記事にて紹介したいと思います。
会社の制度に感謝
復帰にあたりまだ子供は小さいため、会社の様々な制度を利用して復帰することができました。
勤務体系
時短勤務で働いていますが、家から職場までの通勤時間が片道1時間半かかるため、リモート勤務とフレックス勤務を組み合わせて、現在は以下のような働き方をしています。
- リモート勤務時:8時〜17時(8時間 × 週3回)
- 出社勤務時:9時半〜16時(5.5時間 × 週2回)
通勤負担の大きい出社日の勤務時間を短くし、その分リモート勤務日の勤務時間を長くすることで、1週間の勤務時間を調整しています。
休暇
子供の体調不良の際は、有給休暇とは別に「子の看護等休暇」を利用できます(積立休暇)。
私自身はまだ利用していませんが、社内のパパママが子の看護休暇を活用している様子をよく見かけるので、今後自分も活用していきたいと思います。
さいごに
妊娠してから出産、そして復帰するまで、大変なこともたくさんありましたが、仕事に関しては会社の制度やチームメンバーのサポートのおかげで、大きな問題なく進めることができました。本当に感謝しています。これから産休・育休を考えているエンジニアの方に、少しでも参考になればうれしいです。
また、パパエンジニアの育休についての記事もありますので、あわせてご覧ください!
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